ソードアートオンライン小説10巻、アリシゼーション・ランニングの感想
ソードアートオンライン小説10巻も、見どころ満載でした!
とうとう実現!?アスナ対茅場晶彦の元カノ・神代凛子直接対決!
加速世界とアンダーワールドの全容!作られた理由
祝!キリト帝立修剣学院入学!
キリトとユージオの青春学院生活!貴族生徒からの陰湿ないじめ↓↓↓
リーナ先輩との絆!
学院最強のウォロ主席との一騎打ち!
本当に、ソードアートオンラインの著者である川原礫さんは話の作り方が天才的ですね。
学院の作りなども細かく書かれているので、あたかも自分がキリトと一緒に学院生活を送っているような気になります。
学院には学食があったり、体育館のような道場があったり、キリトが寝起きする寮があったりするので、本当の学園生活のようです。
小説のいいところは、文字からいろいろと想像できるところなんですよね。
そして、アンダーワールド内にも、貴族という身分の位があるということが10巻で紹介されています。
貴族の位は1等爵士から6等爵士まであり、一番初めにキリトがいたザッカリア領を統治している貴族は5等爵士でした。
もっといえば、キリトとユージオは、5等爵士の領内の小さな村のただの木こりでした。
帝立修剣学院には、3等爵士、4等爵士という貴族の中でも上位の親を持つ生徒がいて、初期のハリーポッターのドラコみたいないじめっ子も存在します。
貴族から見れば、元木こりという身分は平民も平民、しかも、3・4等爵士から見れば、5・6等爵士も見下す対象で、貴族の中でも差別が存在します。
学院にいる同学年の生徒120人も、そのほとんどが貴族の息子、娘さんたちです。
平民出の生徒もいますが、やはり3等爵士を親に持つやつから見れば、貴族でもない、小さな田舎の村の元木こりなんていうのはいじめの対象です。
正直、読んでてむかつきましたよ。
おまえだよ、おまえ!ライオスとウンベール!!
どこにでもこういうやつはいるんですね。
もちろん、キリトはやられっぱなしのキャラじゃありません。
正々堂々と、打ち負かして欲しいです!
ここでふと、アンダーワールド内の住民は、キリト以外のすべてがAI<人工知能>だということを思い出す私。
もうこれ、AIじゃないですよ。いい人たちも悪い奴も、完璧に人間ですよみんな。