ソードアートオンライン<SAO>

ソードアートオンラインの小説って泣ける|sao小説アリシゼーション編。最近ハマっているソードアートオンライン小説【SAO】の感想を、アリシゼーション編を中心に書いていきます!

ソードアートオンラインの魅力はどこに?それは常に死と隣り合わせ

ソードアートオンラインがここまで世界的に人気になっている理由は、

剣や魔法の戦闘が魅力的だったり、

キリトがかっこよかったり、

各キャラクターがヒロインとなるストーリーが魅力だったりするからでしょう。

 

そして、もうひとつ、ソードアートオンラインの魅力は「常に死と隣り合わせ」というところにあると思います。

 

アインクラッドでは、HPがゼロになれば、現実の体の死となるデスゲームを体験していますし、

デスガン事件の時も、ゲーム内の死が現実の死とリンクしていました。

殺人ギルドである、ラフィンコフィンは常にキリトの近くで息をひそめています。

キリトは、デスゲームをクリアーした英雄であるからこそ、ラフィンコフィンに常に狙われる立場になってしまいました。

 

また、マザーズロザリオ編では、ユウキが死と戦っていたように、常にキリトの周りには死というものがあります。

 

これが、ソードアートオンラインを魅力的にしている要因でしょう。

 

アリシゼーション編では、キリトは事情をしりませんが、死の淵をさまよっています。

アスナを含め仲間たちは、キリトが死ぬのではないかと必死に助けようとするのです。

 

アンダーワールドの中では、キリトは自身の死がただ現実に戻るだけと思っていますが、周りのアンダーワールド人の死は、その人の魂の死だと知っており、自分の命よりも他人の命を優先しています。

このことが、親友のユージオを悩ませもするのです。

 

ソードアートオンラインは、常に死というテーマを掲げているように思えます。

だから、小説を読んでいて切迫感が半端じゃないんです。

 

アリシゼーション編の後半に差し掛かると、今度は、キリトはアンダーワールド人全人口の20万人の命を背負うことになります。

 

キリトは常に誰かの命を背負って戦っているんですね。

それが、ソードアートオンラインの魅力なのかもしれません。