ソードアートオンライン<SAO>

ソードアートオンラインの小説って泣ける|sao小説アリシゼーション編。最近ハマっているソードアートオンライン小説【SAO】の感想を、アリシゼーション編を中心に書いていきます!

ソードアートオンライン劇場版・オーディナルスケールはVRじゃなくてAR

ソードアートオンラインの世界は、原作の小説からずっとフルダイブ型VR<仮想現実>のMMORPGということで、VRMMORPGがテーマになっています。

 

ここではない、仮想世界で生きる人たちの人間賛歌です。

ソードアートオンラインの世界を作った茅場晶彦は、「もう一つ別の世界を作りたかった」と言っています。

 

しかし今回のソードアートオンライン劇場版は<拡張現実>すなわちARが題材になっている作品です。

 

拡張現実ARといえば、スマホゲームの「ポケモンgo」や、ちょっとマニアックかもしれませんが、私も好きな「ロボティクスノーツ」などが知られているでしょう。

 

たとえば、スマホゲームのポケモンgoの、使役しているポケットモンスターが、実際に自分の背後にいたり、前に出て戦ってくれたり、自分の洋服が主人公の洋服になったりしたら面白いですよね。

 

オーディナルスケールは、ソードアートオンラインでこの夢をかなえてくれています。

装備や武器、与えるダメージなども、拡張現実としてリアルワールドで表現されています。

 

この構想を見たとき、とっても目の付け所がいいなって思いました!

ソードアートオンラインといえばVRだったのが、VRの対極にあるとさえ言われていたARも取り込んだということに、ソードアートオンラインの将来性を感じましたね。

 

劇場版が異例のヒットを飛ばし、興行収入33億円にまで達したらしいです。

となると、ソードアートオンラインは定期的にオリジナルストーリーでの映画を作ることができるでしょうし、まだまだ原作のストックもあるので(アリシゼーション編まるまる残っている)、当分はソードアートオンラインというコンテンツは終わらないでしょう。

据え置きゲームや携帯機ゲーム、スマホゲームも人気ですね。

 

ソードアートオンラインの小説は、累計で2000万部を突破したらしいのですが、日本国内が1300万部で、海外が700万部らしいです。

 

今回の劇場版が成功したことで、さらにソードアートオンラインという作品が人気になっていくことと思います。

とっても嬉しいことですね!

 

 

ソードアートオンライン小説SAO13巻感想6【ユージオのバカヤロー!】

ユージオとベルクーリの死闘、まさに死闘。

この戦いは是非ソードアートオンラインSAO小説13巻を見てもらいたいです。

 

 

 

ユージオの戦闘能力の伸びがすごい!!

キリトも言ってたけど、ユージオはいずれキリトを超える剣士になるほどの逸材らしいです。

あと、ソードアートオンラインのアリシゼーション編のひとつの楽しみは、武器です。

ユージオの「青薔薇の剣」対、ベルクーリの「時穿剣(じせんけん)」。

時穿剣は未来を斬ります。

 

「あっ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・・あいつは未来を斬ったんだ、何を言っているかわからねーと思うが、俺もなにをされたのか分からなかった・・・」

 

キリトもユージオも、整合騎士たちも、それぞれに個性的な武器を持っています。

そして、武器の記憶を開放するとすごい力を発揮するのです。

PSゲームとかになったりしたら、面白そうな設定ですな~。

アプリゲームだとしたら課金しちゃいそうですね。

 

2人の決着は、小説13巻を見てもらいたいと思います。

 

ですが、ユージオのバカヤロー!!

なんでキリトのことを信じられなかった!

 

でも、ユージオの気持ちはよくわかるんです。

ちょっとした心の隙間ですよね。

アドミニストレータはそこを見逃さなかった。

300年生きた、リアルワールドの人類にもそんな人間はいないという未知の存在です。

 

11歳のキリトとアリスが、ユージオを出し抜いて秘密基地でいちゃついていたなんて、ありえないです。

 

この想像の中でリアルだと思ったのは、アリスがキリトを誘ったような書き方だったこと。

これはすなわち、ユージオが心の底で恐れていたことなんでしょうね。

キリトは「みんなで遊ぼうぜ!」って感じだから、もし自分がないがしろにされるとしたら、アリスがキリトを誘うことだったのでしょう。

 

現実では起こっていないことなのに、あたかもユージオは実際に体験したかのように心にダメージを受けました。

 

ユージオが一番恐れていたことは、アリスがキリトのことを好きになってしまうこと。

 

このことをアドミニストレータは見逃しませんでした。

 

 

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ソードアートオンライン小説13巻感想5【アリスの2つの人格】

アリスには2つの人格がある!?

 

 

一つはルーリッドの村でキリトとユージオと過ごした幼少期の人格。

ですが、キリトにもこのときの記憶はないので、おそらくはユージオや家族、妹と過ごした時期の人格。

 

そしてもうひとつは、整合騎士になってからの人格。

 

アドミニストレータの支配から抜け出し、アリスに元の記憶を戻すことに成功した場合、整合騎士のアリスの人格は消滅し、ルーリードの村でユージオや妹のセルカと過ごした日々の続きの人格に変わる様子。

 

なぜ元の記憶を取り戻したアリスが、整合騎士の記憶を失ってしまうのかは、小説を読んでいてわかりませんでした。

 

キリトがそういう結論に至ったのですが、私的にはあまり納得できてない・・・

 

ソードアートオンラインの小説を読んでいて、整合性が取れないとか、つじつまが合わないなんていうことはないのですが、このアリスの記憶に関しての所だけ、なぜキリトはそういう結論に至ったのかというのがよくわかりませんでした。

 

ですが、アリスは、アドミニストレータを打ち破って記憶を取り戻した場合は整合騎士の記憶を失い、記憶を取り戻さなければ、今のまま、昔を忘れた整合騎士のアリスが残る、ということのようです。

 

ここで怖いのは、ユージオが求めるアリスと、キリトが求めるアリスが違うということです。

 

ユージオは、昔のアリスに戻ってほしいと考えている。

キリトは、今後のダークテリトリーの戦いまでは、少なくとも整合騎士アリスとしての戦力が欲しいと考えるはずです。

昔のアリスに戻ってしまったら、おそらく戦闘能力もガクッと下がるはずなので。(あくまで私の予想です)

 

私は、昔のアリスにもどってユージオと結婚して欲しい・・・

そこは、ユージオが幸せになってもいいんじゃないかと思ってます。

 

でもそうならなそうなんだよな~・・・

ソードアートオンラインの面白さは、いろいろと予測したり妄想を膨らませたり、文字からいろいろと想像できるところです。

 

まだソードアートオンラインの小説を読んでない人は、とっても面白いので是非見てみて下さい。

 

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ソードアートオンライン小説13巻感想4【アリスのヒロイン度】

 

 ソードアートオンラインのアリシゼーション編において、一番のヒロイン候補と言えば【アリス】です。

 

このアリスを、これまでのソードアートオンラインヒロイン候補生たちと比較してみましょう。

 

アスナは王道ヒロイン属性。

みんなから慕われ、主人公キリトをお姉さん肌で導いたり、時に甘えたりします。

これがたまらんですよね(笑)

何より、一緒に戦ってくれる戦友ともいえるし、一番きつかった時を一緒に乗り越えた経験があります。

 

リーファは妹属性。キリトを「おにいちゃん」と呼ぶ妹系ヒロインです。

そして、今話題の「兄こま」と同じように、血がつながっていない妹という絶妙な立ち位置を獲得しています。

 

シノンツンデレ・ガン属性。キリトがシノンの高校にバイクで迎えに行き、校門の前で待っているシーンはウケました。シノンは周りから、「ヒューヒュー。あの人だれ?詩乃のカレシ??」と茶化されているシーンが、王道のラブコメを思い起こさせました。

 

リズは元気っ子同じクラス女子属性。こういう子が好みの男ってかなり多いです。実際私もリズのこと結構好きです。アスナの親友ということもあり、キリトにとっては彼女の友達属性ともいえます。

 

ユウキは百合属性。キリトには目もくれず、アスナに猛突進しています。キリトからしたら、自分の彼女の事を好きな女の子属性ともとれますね。もしユウキが元気なら、キリトと一対一の勝負をもちかけ、勝った方がアスナと結婚する、なんていいそうです。

 

ソードアートオンラインには、他にもたくさんの魅力ある女の子キャラがでてきます。

自分のお気に入りの子はきっとみつかるでしょう。

ソードアートオンラインの楽しみは、自分のヒロイン探しでもあると思うので。

 

そして最後にアリスです。

アリスは、キリトに対して敬語を使います。

自分は女の前に騎士である、という認識が強く、常に正しくあろうとします。

正直、堅苦しいな~と思っていたのですが、そんなアリスがおなかが減ってグーとおなかをならしてしまったときは、さすがにかわいいと思ってしまいました(笑)。

 

ソードアートオンラインの小説9巻の時のアリスは、キリトとユージオの二人の弁当を持ってきてくれたりと、三人でいることが好きなちょっと男っぽい性格の女の子でした。

悪ガキ2人をしかったりするお姉さんっぽいところもありました。

まじめなんだけど、実はちょっと悪いことにも興味津々で、禁忌目録の解釈を変えながらキリトとユージオと三人で冒険したりしてましたね。

 

整合騎士になったアリスは、実は昔のアリスとあまり性格は変わってないように見えます。

キリトとアリスのやりとりを見ていると、キリトの不器用さに、見てられないと言わんばかりに手を貸したり、キリトの冗談に負けずに自分も冗談を言ったりと、ユージオがいないだけでなんだか昔のままのような気がしました。

 

敬語を使っているのは、整合騎士という立場の為でしょう。

こういうキャラが、急にタメ語になったら、かなり萌えるかもしれないです。

なので、アリスは「敬語属性・生徒会長系ヒロイン」とさせて頂きます!

 

とはいえ、アリスはまだ敵なんですけれどね。

 

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ソードアートオンライン小説13巻感想3【生まれて初めての同性の親友】

キリトは、ユージオがはじめての同性の親友と呼べる存在だと、心の中で確信しました。

これは、アンダーワールドに来てから、ずっと離れることのなかったユージオと離れたことがきっかけで気づいたことです。

 

 

腹の底をさらけ出せる関係は、ユージオだけだと。

アスナにも言えないような、男同士でしか話せないようなことを、これまでたくさん話したんでしょうね。

エギルやクラインについても言及しています。

彼らは大人だから、自分のような幼稚な性格のやつと合わせてくれている、すごく感謝しているし頼りにしている、というふうに思っているみたいです。

キリトは、ALOでユージオを自分の親友としてみんなに紹介する事が待ち遠しいと思っているのでしょう。

 

「なにをニヤニヤしているのですか」

というアリスの言葉で、ちょっとアリスのこと気に入りました。(何様?)

 

アリスはきっと、シノンやリズあたりと衝突しそうだな、性格的に。

とキリトはアリスを評しています。

ユージオとアリス、2人をALOでみんなに合わせたら、すごく楽しいパーティーになりそうですね。

私もワクワクします。

おっと、でもまだ周りは敵だらけですし、アリスも敵のままです。

気を引き締めないといけないですね!

 

でも気になるのは、キリトとユージオが一時的に離れて、違うことを考えていることです。

 

キリトは、ユージオが自分にとって唯一無二の親友だと再確認しました。

しかしユージオは、キリトを心配しつつも、アリスとキリトが二人きりになっていることに動揺しています。

それは、キリトが簡単にいうとモテるからでしょう。

女の子の懐に入るのがうまい、気に入られることが多い。

アリスも、キリトと行動を共にしたらキリトのことを気に入ってしまうのではないか。

こんな時に考えることじゃないと思いつつも、ユージオの心はざわついています。

禁忌目録を破り、自分の考えや行動に制限がなくなったせいか、ユージオがどんどん人間のようになっていっているような気がします。

今まさに、ユージオに「嫉妬」という感情が芽生え始めています。

ソードアートオンラインの小説の面白いところはこういうところですよね。

 

おそらく、今のキリトがユージオを失ったら、それこそアスナを失うのと同じくらいの心理的ダメージを受けかねません。

そうなれば、生身のキリトが・・・

ソードアートオンラインは、心理描写がとっても面白いです。

アニメもいいですが、やっぱり小説でソードアートオンラインを体験してもらいたい!!

 

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